前院長 森由雄の書籍 Books

出版物 Publication

文庫・傷寒論
源草社(2018年)

本書は、傷寒論の学習や暗記のために、傷寒論の原文の書き下し文と、簡単な注釈を付して作成したものである。漢方入門の頃、傷寒論を勉強するために、小さい手帳に傷寒論の条文を書き写して通勤の電車を待つ時間などに暗記したことがある。傷寒論の条文の暗記や確認のために文庫サイズの傷寒論があれば多くの方に役立つのではないかと考え作製した。

名医別録 解説
源草社(2018年)

本書は、様々な本草書より復元した『名医別録』の解説書である。歴史の中で『名医別録』の原本は失われたが、『経史證類大觀本草』や『政和経史證類備用本草』などから原文を推定することは可能である。『名医別録』の内容は、現代本草学の中で重要な部分を構成しており、臨床的に有用な内容が記載されている。森立之復元本の『本草経集注七巻』を参考にして、『名医別録』を復元し解説を加えた。

すぐ探せる 漢方エキス剤処方ハンドブック
日経メディカル開発(2016年)

本書は、図表を用いて分かりやすく、より簡単に処方選択まで到達可能を目指した成書である。総合医、家庭医、研修医を対象としている。漢方の専門教育を受けていない医師が、漢方を簡便に処方するために、選択チャートと症状別選択表を用いて処方を決める方法を採用した。これは、漢方医の頭の中で行われる思考を図表化したものである。

橘窓書影解説
燎原(2016年)

本書は、浅田宗伯著「橘窓書影(きっそうしょえい)」を編集し現代語に訳して解説を加えたものである。浅田宗伯は日本最高の漢方医であり、天皇、将軍、外国の要人から無名の庶民まで、多くの難病、重症患者の診療にあたり、多くの病人を救った。「橘窓書影」の症例を感染症、循環器、呼吸器など各臨床科目毎に分類し、現代語に訳し「方函(ほうかん)・口訣(くけつ)」などを参考にしながら解説し、本稿を作成した。

ひと目でわかる方剤学
南山堂(2014年)

『ひと目でわかる方剤学』という漢方薬の処方解説の本です。漢方的な病態生理を考慮して、方剤のしくみや由来、重要な基本方剤と基本方剤から派生した副方剤ついて、多くの図表を用いて一見して漢方的病態生理や「方剤の意味」が理解できるように心がけました。

2014年7月1日発売(税別3200円)
8冊目の著作です。

入門神農本草経
源草社(2011年)

漢方医学の古典である『入門神農本草経』を解説したものである。現在日本で用いられる生薬の大半が紹介されている。約2000年前の生薬の教科書であるが、現在も実用的価値は高い。

初学者のための漢方入門
源草社(2010年)

2007年より行っている、横浜市立大学医学部での学生に対する講義をまとめたものです。
漢方の総論、診断学、生薬学、方剤学、実際の治療について、簡潔に記載したものです。

臨床医のための漢方診療ハンドブック
日経メディカル開発(2010年)

一般の臨床医を対象にまとめた、病名毎の漢方治療のハンドブックです。『日経メディカル』という雑誌の取材を受けたのがご縁で、日経より出版しました。

入門金匱要略
南山堂(2010年)

『金匱要略』は、『傷寒論』と並ぶ漢方の基本的な教科書のひとつです。『入門金匱要略』は、具体的な実例を多く載せ、わかり易く読めることを企図して作成しました。
本書は何回も書き直しを行い約7 年かけて成ったものです。

入門傷寒論
南山堂(2007年)

『傷寒論』は、漢方の最も基本的な教科書です。本書は、最もわかり易い傷寒論の教科書として書いたものです。先人の症例、口訣、図などを載せて、多くの年月をかけて作成しました。2011年に、韓国語訳が韓国で出されました。わかり易いとの評価をいただき、ある大学の漢方の教科書として採用していただきました。本書を元にして、鹿児島を始め、いくつかの地域で傷寒論の講義をおこないました。

漢方処方のしくみと服薬指導
南山堂(2006年)

もともとは、一般の読者向けに書いた漢方の啓蒙書でしたが、当時出版してくれる会社が見つかりませんでした。そのような中で、医学書専門の 南山堂さんの編集部の目に留まり、全面的に書き直して、薬局、薬剤師向けの教科書にしたのが本書です。

症例から学ぶ傷寒論講義
谷口書店(2004年)

この本は、2000年より行った横浜市立大学医学部東洋医学研究会での講義内容をまとめたものです。
難解なイメージを持つ漢文を除いて、実例、具体例を多く記載しており、初心者向けに作成したものです。

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